東日本大震災医療支援報告④

釧路協立病院東日本大震災医療支援報告です。今日は第6次支援チームの支援最終日になります。

朝食時に再度議論しました。
はたして、私達の考えた懇談会は成功するのか?
ただの押し付けになるのか?
お部屋訪問で聞いた事は…
洗濯するにも干すところがない。
バケツが一個しかない。
掃除機がたりない。
誰に意見いったらいいかわからない…
たくさんの要求があるのにまとめる役割りのリーダーが不在。
センターの管理人達は、そこまで手がまわらないのです。
避難所
まずは、支援者達の紹介と何か意見がでたら聞いていこうという事で意見がまとまりました。
管理人さんに了解を得て、夕食後に懇談会をひらくことができました。
皆さん静かに聞いてくださりました。
自己紹介、感染予防について、医師から手洗い指導、要望のあった洗濯物干の設置とバケツは市役所に要求、掃除機はさがしたらみつかった事をお知らせしました。
被災された方より、感謝の挨拶をいただき全員の眼からは涙があふれてきました。
最後に全員で「まけるものか」と、おおきな声をだして会は終了しました。
案ずるより産むが易しでした。
この懇談会をスタートラインとして、自治機能がうまれることを願わずにはいられません。
長いようで短い一週間でした。
道東勤医協釧路協立病院の東日本大震災医療支援はこれからも続きます。
これからもレポートを紹介していきます。

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