やっぱり家が良いな!煙草もうまい🎵
Aさんは70代。サルコペニアによる嚥下障害から、誤嚥性肺炎を繰り返していました。
A さんは家に帰りたい思いがありましたが、食事も安全に摂取する事ができず難しい状況でした。話し合いを重ね胃瘻を作りました。また痰も自分で出す事もできない状態でした。Aさんは「家に帰りたい」思いが強かった事から、ご家族と相談し自宅退院を目標に準備を進める事にしました。
看護師は経管栄養手技のパンフレットを作成し、何度もご家族と練習を重ねました。痰は言語聴覚士と相談し、クッションを用いて体位を右向きに整え自分で痰を出せるように何度も挑戦しました。
胃ろうからの確実な栄養が摂れた事から、体力もついて痰も自力で出せるようになりま
した。胃ろうに栄養を繋げることも最終的には、Aさん自身で、できようになり、ずっと帰りたかった家に帰る事が実現しました。
入院当時体重が38㎏でしたが、現在外来では58㎏まで増えました。大好きな煙草を吸いながら、自分らしい生活を楽しまれています。「やっぱり家は良いわ❤」 Aさん良かったですね(*^^*)