まだまだ自宅で楽しみたいね❤
Bさんは80代。誤嚥性肺炎で入院。脳出血の既往もあり、失語で発語もなくご自宅での介護も限界になっていました。
入院時には、車椅子座位では顔を前向きに支えきれず、真上を向くような首の状況でした。
表情も非常に乏しく、お声がけをしても反応も殆どありませんでした。
口からの食事は難しいと評価され、まずは鼻からのチューブ挿入で栄養補給を開始しました。
何度もチームでカンファレンスを繰り返し、積極的に離床して頂き、声がけ刺激を増やしていこうとプランしました。
またデイルームでの体操の時には身体が安定するように、介護福祉士自作の足台を使用するなど細やかに工夫をこらし、諦めないで関わり続けました。
徐々に言葉を出すことも多くなり、表情にも変化がみられてきました(*^^*)
笑顔で手を上げて振ってくれるようにもなりました。この目覚ましく回復される姿はチームの喜びになっていきました。
難しいと評価された口からの食事も、全身状態の回復もあって、むせる事もなく全量摂取できるようになりました。
オンライン面会でご家族も回復ぶりに驚かれ、ご自宅にいた時より動けるようになったと喜んでおられました。
その後ご家族への介護指導を経て、念願のご自宅にまた笑顔で退院して行かれました。
►Bさん良かったですね。まだまだ80代です。のんびりとご家族と一緒に、毎日を楽しんで下さいね(*^-^*)/