院長挨拶

釧路協立病院のホームページへ、ようこそ。

新型コロナウイルス感染症の拡大の中、かつて経験したことのない見えない敵への対応に、皆さんが大変な御苦労をされている日々が続いています。私達も、この難局をオール釧路・オール根室で皆さんと一緒に乗り越えるために、医療・介護・福祉の専門家として全力を尽くして参ります。

私ども道東勤医協は、「道東の凍土に医療の愛を」と、当時道内でも有数の医療過疎の地であったこの地に“いつでも、だれでも、安心してかかれる医療の実現”をめざして、1976年に産声を上げました。以来今年で44年、地域の皆様に育てられ、医療のみならず、そのウイングを介護・福祉の分野へも拡げて参りました。
管内の医療をめぐる状況は、法人発足当時とは様変わりしました。地方での課題は残されてはいますが、急性期の医療へのアクセスは大きく改善しました。一方で、地域の高齢化が進む中で、“住み慣れた愛するこの土地で、老いてもなおすこやかに暮らしたい”と願う方々の思いを叶えるために地域の中で足りないこと、そのために私達がすべきことは何なのか? 議論の末、私達は2016年にその歩みを方向転換しました。入院医療は、急性期中心の自己完結から地域の基幹病院と連携し、サブアキュート・ポストアキュートを中心とする回復期を担う医療へと転換し、在宅療養を支える介護・福祉分野との連携を法人内はもちろん法人外の様々な方々とも強化し、開設以来取り組んできた在宅医療・訪問診療の分野を更に進めて参りました。
地域をめぐる様々な状況、医療・介護・福祉をめぐる情勢は厳しい状況にありますが、地域の皆さんと共同して安心して末永く住み続けることのできる“まちづくり”のために職員一同全力を尽くして参ります所存です。

今後とも、よろしくお願いいたします。

道東勤医協釧路協立病院院長 黒川 聰則