協立グループ”きらり看護”集会PART1を終えて No.4

11月6日木曜日、すこやかクリニック会議室で終業後に『協立グループ”きらり看護”集会 PART1』が開かれました。

4つ目の発表は『協立すこやかクリニック』(内科外来部門)でした。
『いつでもどこでもミニカンファレンス』
毎週水曜日に、外来を担当する医師、当院の看護師、院外の訪問看護師やケアマネやヘルパーなどを交えて、カンファレンスを実施しています。
その他にも、日々の外来看護の場面でも『生活上で困りごとを抱えた患者さん』や『病態的に変化が大きく、ここが看護のかかわり時』と立ち止まって考えたいケースなどを周囲のスタッフ同士で情報共有します。その患者さんにとっては、いま何が必要でそのためには何処に連携を求めればよいのか?病気に対しての療養支援をどうアプローチすれば、ご本人の負担無く改善にむかうことができるのか?などを、患者さんのQOLを高めるためにミニカンファレンスをフットワーク軽く行えるチームです。
『そこまでフォローする?!チーム…インシュリン毎日、6年間のかかわり』
独居で困難を抱える糖尿病・認知機能低下の患者さんのカンファレンスを重ね、毎日処置室に来てもらい、自己血糖測定・インスリン自己注射の手技確認を行い、内服管理を行っています。
しばしば、低血糖で意識消失されたり、高血糖昏睡での入院などがみられるため、処置室に来院されないときは、自宅に連絡したり、別居の親戚に連絡をとり安否確認を依頼しています。この対応を始めて、今年で6年目になります。
今後の希望
① 外来での家族状況や生活背景、困難事例の概要といった情報収集したものを、電子カルテの機能を使い、入院病棟看護と情報共有することで、患者さんが何度も同じことを訊かれる負担を軽減したり、患者さんの個別的な要求や対応が可能になったりと、活用していけるシステムが作れたらいいと思います。
② 将来的に外来→入院病棟→外来、外来→介護・福祉、入院病棟→介護・福祉など、今以上に連携がスムーズとなり、患者さんを中心としたネットワークシステムが確立することで、患者さんが安心して在宅生活をおくれるようになれたらいいと思います。
地域の患者さんの一番そばにいる、外来看護師…そんな気持ちで、がんばっています。

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