日々の介護の現状・・・介護者・家族にスポットあてる  ~ 日本最東端 ねむろ医院通信

根室市内で唯一の訪問看護ステーション エトピリカ
エトピリカでは定期的に家族会を開いています。

ねむろ医院

今回は10年以上の介護暦をもつベテランの介護者様や新たに在宅介護をスタートされた方、家族の協力を得ながら介護されている方など、様々な方が15名参加されました。

☆家族会をひらく意義
体力・精神力共に必要な日々の介護ですが、1人で頑張る介護ではなく「みんなで頑張る介護」に出来るよう、介護者が心にゆとりをもってほしい、笑顔ですごしてほしいとの願いから家族会を開催しています。

☆テーマ
今回は、「床ずれ」をテーマにミニ勉強会を行ないました。介護を受ける方の多くは1日の大半をベットですごします。そこで参加者のかたにベットに横になっていただき、実際に介護を受ける体験をしてもらいました。

家族会

☆交流会
お茶とおやき(根室のおすすめグルメ!!)を囲んでの交流会。参加者の方々が日ごろ介護をする中での不安・感じていることなどを語っていただき、それに対して同じような体験をされた方々から多くの意見が出され、介護の経験を全員で共有するための貴重な時間となりました。私たち職員は訪問先でアドバイスする立場なのですが、実際は介護をされている方々から教えられることもたくさんあります。大切な家族だからこそ、1人1人にあった介護をしていること、在宅生活に正解・不正解はないことを強く感じることが出来た交流会でした。

~家族会を終えて~
日々の介護の中でのささいな疑問・直面している悩み・不安・逆に感動したこと、良かったことなど、1番理解しあえるのは同じように介護をしている方ですよね。今回の家族会は、参加者も多く和気藹々とした会になりました。参加いただいた方からは、「いろんな話を聞けてためになった」「みんな頑張っているんだね、私も頑張らないと」「また参加したい」との声がきかれました。

私たち看護師は日々、学習しながら利用者・介護者のみなさんが笑顔で過ごせるような看護をしていきたいとおもっています。

ねむろ医院 看護主任H

ねむろ医院


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