すこやかに 生きる   訪問看護ステーション活動・・・

「訪問看護ステーション すこやか」では、看護活動を生活の場である在宅で提供し安心した生活が送れることを目指した活動をおこなっています。
当ステーションで力をいれていることは、認知症ケアとターミナルケアです。


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認知症ケアでは、高齢のご夫婦とも認知症で食事や排泄など生活そのものがくずれているかたが何人もいらっしゃいます。訪問看護が入り内服薬を飲めるような援助と、脳活性の働きかけができてくると不思議なぐらいシャッキリとしてきます。

ターミナルケアでは、残された期間を我が家で暮らしたいとがんや各種病気のターミナル期(終末期)を在宅で過ごす方の援助をおこなっています。 
患者さまは外来でがんの告知をうけ、入院で検査・治療をうける期間に病気を受容し余命をどう過ごそうかと考えます。

医療の援助があることで、患者さま・家族がいい時を過ごすことが可能です。少しずつこのような生き方を選ぶ方が増えてきました。

痛みのコントロールや、体のどうしようもないこわみの緩和を援助したり、残された期間を有意義に生きること、真正面から死をみつめ受容していく支援を患者さま・ご家族と一体となって取組んでいます。
ターミナル期の援助は看護師としての醍醐味を感じます。

訪問看護

今年度からは新しい取組みとして、釧路市内では初の言語聴覚士による訪問が始まります。嚥下訓練や口腔ケア、言語療法など自宅で専門の訓練が受けられるようになります。
また、釧路労災看護専門学校3学年生の在宅看護論実習Ⅱの臨地実習の受け入れもはじまります。

在宅生活のQOL(生命の質)を高め、病気を持ちながらもそのひとらしい生活を援助するための訪問看護をこれからもしていきたいです。


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