祝102歳!一人暮らしで頑張る患者さんの訪問診療で

桜ヶ岡医院では、通院が困難になった患者さんのお宅に訪問診療を行っています。

以前は通院されていた患者さんも、病気や加齢の影響で、病院に行くことが難しい状況となり、月一回の訪問診療で、病状や体調の変化がないか確認しています。訪問すると、病院の中ではわからない患者さんの日常生活が見えてきます。

病気だけではなく、日常生活の様子を知ることによって、在宅での生活を支えていける方法を患者さんや家族と一緒に考えます。家族の力だけでは難しい場合には、短期間入所できる施設の検討や訪問看護、ヘルパーといった、介護サービスを利用できるような方法を考えます。

先日の訪問診療では、102歳の誕生日を迎えられた患者さんにバースデーカードを渡しました。その方も家族の協力のもと、デイサービス、ヘルパーなどのサービスに支えられて一人暮らしをされています。ご高齢ですが、できることは自分で行い、困難なことは家族やヘルパーの力を借りながら生活をされています。そのような様子を見て、本当にすごいなと思います。バースデーカードを渡したときは、笑顔で喜んでいただき、その笑顔のおかげで私たちも元気をもらうことが出来ました。

今後も患者さんやご家族と共に、少しでもその人らしい生活ができるように、支えていけたらと思います。


 

 

 


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