在宅酸素療法を導入する入院患者様のお宅を訪問してきました。

釧路協立病院では、患者様が退院後も不安のない日常生活を送れるように、病院職員が退院前に患者様のご自宅を訪問する取り組みを行っております。

酸素療法中の入院患者N様。退院後も自宅で酸素療法を続ける必要があります。

自宅に酸素治療器を設置する為、病棟看護師と事務職員、そして酸素治療器メーカーの方と訪問させて頂きました。

N様に自宅では火気に注意しなければならない事、酸素チューブに気を付けて歩かなければならない事など日常生活での留意点についてご理解頂きました。

退院後の生活にむけて、「それでもやっぱり自宅で生活できることは嬉しい」「主人の仏壇に線香を上げることが出来る」「線香を上げる時は酸素を外さないといけないね」と、笑顔で話されていました。

退院後も患者様の生活は続いていきます。そして、釧路協立病院との関係も続きます。”患者様の思いに寄り添う医療”を実現していく大切さを改めて実感できた訪問でした。


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