またHBAICがあがっている・・・患者参加型看護計画の取り組み~①
Cさんは糖尿病を患い長い間協立すこやかクリニックで治療をうけています。
血糖のコントロールが悪くデーターが悪化すると入院して改善していくことを何度か繰り返しています。
80歳を過ぎても住み慣れた釧路で暮らしたいという希望があり、娘さんの援助を受けながらひとり暮らしを続けています。
ヘルパーや訪問看護師からの情報と本人の訴えが違う中(間食が絶えずいつも冷蔵庫は食品がいっぱい・薬の飲み忘れが多い・足腰が悪く運動できない)、どうしたらCさんは療養の主体者となるのだろうか?と何度もカンファレンスを開きました。
道東勤医協では『全セクションで患者参加型看護計画の立案に取り組もう』という看護部の方針のもとに、協立すこやかクリニックでも2例目となる計画をCさんと共にたてることになりました。
“患者さま本人が本当に望むことはなんだろう”と考えながら計画を立案していきました。Cさんと面談したところ、『自分のためにそんなに考えてくれていてうれしい、病気をよくしたい、一緒にがんばりたい』と心を開き、話してくれました。
また、娘さんにも同意を得て支援の輪を強化して療養を支えていく事を確認しあえました。患者参加型看護計画立案までの学習は大変でしたが、患者さまから感謝の気持ちと頑張りたいという気持ちを引き出せた事にやりがいを感じることができました。
まだまだやりはじめたばかりですが、そのひとらしく病気と闘う・共存できる・療養の主体者になれるような看護を目指しているところです。
協立すこやかクリニック看護師K
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