カンファレンス大盛況

釧路協立病院の入院病棟では、臨床倫理4分割法でおこなうカンファレンスが旺盛にとりおこなわれています。


このカンファレンスの手法は以前からもあったのですが、準備に時間がかかる・方法が難しい・時間がとれない…という制約や看護師側の思いがあってなかなか開催できずにいました。

今年度内科で奮闘していただいている病院家庭医をめざす佐藤健太内科医長の協力のもとに『臨床倫理4分割法』の学習会で視野がひろがり、気軽にカンファレンスが行なわれるようになりました。

病棟カンファレンスたとえば・・・

  • 高齢で病気のために食事がたべれない患者さまの栄養はどうしたらいいのか?
  • 認知症の強い患者さまが、入院前と同じような生活をおくれるのだろうか?
  • 末期癌の患者さまのQOL(クオリティー・オブ・ライフ、生命の質)について
  • 長期入院患者さまの看取りにむけたQOLについて
  • 手術後の侵襲のおおかった患者さまの食欲不振について

カンファレンスには、家庭医療コースで研修中のの石川医師や、吉野内科医長も加わったり、医学生の実習中に参加してもらったり、他職種(医療ソーシャルワーカー・栄養士・リハビリ技師・医事事務職)が参加してたくさんの意見を出し合い、その患者さまにとって最善の方向を検討していきます。

看護師達のもやもやしている思いもカンファレンスでスッキリします。

カンファレンスは病棟を活性化していく、たいへんいいものですね。

2A病棟 K


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