道東NSTネットワーク研究会
みなさんこんにちは!STの寺岡です。
なんだか私の記事ばっかりですね(笑)
さて、今回は10/26に道東NSTネットワーク研究会 第17回学術集会に参加したので紹介したいと思います。釧路開催でした。
道東NSTネットワーク研究会は、道東の各医療施設から演題を持ち寄り、栄養に対しての知識や理解を深め、また他院での取り組みなどを知り、それぞれの職場に活かすため研鑽をする場となっています。
我が釧路協立病院からは、磯貝 智STが「当院における完全側臥位法の取り組み」という題で発表をしてくれました!
完全側臥位法は重度の嚥下障害患者でも経口摂取が可能になる事もあり、とても良い方法なのですが、現状地域に帰る際にハードルとなる場合も多いのです。今回はその有用性と課題について分かりやすく説明して頂きました。
特別講演では、留萌市立病院の星 智和先生から、「地域医療における栄養管理(癌治療と高齢者対応を考える)」といった題でお話がありました。留萌という高齢化が日本全国の中でもさらに進んだ地域で様々取り組みをされていてとても勉強になりました。
特に、とろみの飲料が出てくる自動販売機を導入したという話が気になりました!災害時には無料で提供する事も出来るそうです。飲んでみたいですね(笑)
特別講演の二つ目では、あの熊本リハビリテーション病院から吉村 芳弘先生を招いて、「医療者が知っておくべきサルコペニアとリハビリテーション栄養」という題でお話を頂きました!とても面白かったです!
サルコペニアの最新の診断に関する情報や必要な栄養素に関する研究を基に、熊本リハビリテーション病院で行っているリハ栄養の紹介をして頂きました。
パワーライスに集団起立訓練!聞いただけで気になるワードですよね。是非調べてみてください!
次回は、私以外のスタッフが書きます!
楽しみにしていてください(笑)