実習のお礼 〜今年も医学部5年生の地域医療実習で、2名の医学生を受け入れました〜

世界中で猛威を振るうCOVID-19感染症は、学生の実習にも影を落としています。担当患者を持たせてもらえずに病棟実習が終わり、レポートだけの研修科もあるとのこと。学生は、「患者」と話をする機会もままならない状況です。

しかし、当法人では、学生/研修医はもちろん、患者とその家族、職員の合意形成のもと、地域でより良い医師を育成するために、毎年学生/研修医実習を続けています。感染対策を十分に行うことはもちろんのこと、どうやったらより安心・安全な実習になるのか日々工夫をこらしています。

今回の医学生実習の内容を少しご紹介します。
・ヘルパー見学@デイサービス・高齢者住宅
・訪問看護見学@患者宅
・訪問診療見学@患者宅:一緒にバイタルサイン測定と診察をしてみよう。
・老健・地域包括支援センター見学@老健ひまわりなど
・外来見学@釧路協立病院
・リハビリ見学@釧路協立病院
・ライフストーリー聴取@病室:入院患者の人生史を聞いてみよう。  などなど。

医学生は、実際に患者に触れ、様々な職員と話をする中で、生きた学びを得ていました。最後の発表会では、「他職種連携の重要性や総合診療の重要性がわかった。」、「地域に求められる医療が何か考えるきっかけになった。」、「社会格差について学べた。」といった素晴らしい感想を聞かせてくれました!

最後になりましたが、来てくれた学生さん、有難うございました!そして、この実習に関わってくれた全ての皆様、どうも有難うございました。今後とも宜しくお願いします。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です