医療懇談会に参加して
こんにちは協立病院薬局の畠山です。
2024年5月31日に白樺支部の医療懇談会に参加してきました。
医療懇談会は地域の友の会員の方に医療情報や医療活動などを提供したり、一緒に考えたりする民医連の地域医療活動のことです。
今回の白樺地区での講演は薬剤師の医療懇談会としては6年ぶりに行い、テーマは「サプリメントについて」でした。
昨今、小林製薬の紅麹による健康被害が拡大していることもあり、改めてサプリメントと健康食品について学習し、友の会の方に薬剤師的サプリメントの使用の仕方や健康食品の考え方をお伝えすることができ、厚生労働省の資料を基にスライドを作り、難しい内容ではありますが説明させていただきました。
そして講演後は「漢方薬とサプリメントは併用してもよいか?」「サプリメントは錠剤とカプセル剤以外のものが良いか?錠剤やカプセルのものは飲んではダメか?」「医療機関ではサプリメントや健康食品のことをあまり聞かれないが‥」「今このサプリメント(3種類)を飲んでいるが大丈夫か?」など、沢山の質問をしていただきました。
現在の健康食品やサプリメントは正しく使用しないと有害事象がでてしまう可能性があるため、普段医療機関から薬をもらっている際には医師・薬剤師に相談してもらうことが重要で、こうした内容を発信していくこともコミュニティホスピタルを掲げる薬剤師の役割として大変重要であると今回の医療懇談会に参加して改めて思いました。
ひきつづき、地域のニーズに応えるような薬物療法の情報提供をしていきたいです。