大地震・大津波を想定した総合防災訓練を実施しました

釧路協立病院では、11月2日に大地震・大津波を想定した総合防災訓練を実施しました。

今回の訓練は東日本大震災規模の地震が釧路沖で発生し、震度7大津波警報発令、10mの高さの津波が押し寄せると想定し、患者・職員を3階以上に避難させることを目的に訓練を実施しました。
訓練には、職員・友の会会員合わせて150名が参加し、入院・外来に患者役を40名配置しました。
防災訓練
はじめに、訓練実施にあたっての説明や、訓練に対する意識向上を図るために、東日本大震災の際に気仙沼市立南気仙沼小学校周辺で撮影されたビデオを見てもらった後訓練を開始しました。
14時30分に訓練を開始し、14時33分に災害対策本部の判断により避難指示を発令、避難完了は14時46分(避難時間12分54秒)と、当初予定していた避難時間の30分を大幅に下回る時間内で全ての避難が完了しました。
防災訓練
訓練開始前からシーツを使用した患者搬送の練習や、アクションカードを基にシミュレーションを各々実施するなど、職員の意識の高さが随所に見られ訓練を無事終了させることが出来ました。
今後も、今回の訓練の総括を基にマニュアルやアクションカードの見直しを実施し、災害時に患者様・職員の命を守る事が出来るよう訓練を重ねていきます。

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