釧路協立病院家庭医養成プログラムの紹介

コースの紹介

当院の家庭医養成プログラムは、日本最東端の日本プライマリ・ケア連合学会認定プログラムです。
本プログラムの中心となる釧路協立病院のある釧路市は地域の中核都市であるにもかかわらず慢性的な医師不足に悩まされ、地域医療は多くの矛盾や困難をかかえています。当然、医療要求は高く、症例は豊富、地域経済は低調で高齢者や貧困等の社会的問題を抱えた患者もたくさんいます。
家庭医を育てるフィールドとしては最高の条件がそろっており、家庭医こそが求められている地域でもあります。
それゆえに釧路協立病院はケアミックスの中規模病院でありながら、外科・整形外科機能をも有しており、病院規模から想像されるよりははるかに高水準の医療機能を維持しております。その一方、当院は北海道民医連の研修病院として、これまでにも多くの後期研修医を受け入れ、内科総合医として育ててきた実績があります。本プログラムの設立にあたり、勤医協中央病院総合診療科とも連携しつつ、最新の教育理論に基づく研修プログラムを提供いたします。

プログラム責任者 山崎雅勇

研修モデル

1年次

モデル:内科12ヶ月内容:1年次は内科を中心に研修することとし、内科外来・入院の継続的診療研修を行う救急外来診療も併せて担当し、外科・整形外科症例は各指導医と共に診療を行い、外科的処置を身につける。

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
内科内科内科内科内科内科内科内科内科内科内科内科

2年次

モデル:内科7ヶ月、小児科3ヶ月、選択2ヶ月
内容:1年次に引き続き内科研修の継続外来及び入院を担当する。後半期において、領域別研修の選択研修若しくは内科研修と、
市立釧路総合病院にて小児科研修を行う。

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
内科内科内科内科内科内科内科小児科小児科小児科選択選択

3年次

モデル:診療所12ヶ月
内容:道東勤医協桜ケ岡医院または、道東勤医協ねむろ医院にて診療所研修を行う。

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
診療所診療所診療所診療所診療所診療所診療所診療所診療所診療所診療所診療所

連携病院