原水爆禁止世界大会に参加してきました

8月7日~9日に長崎で開催された「原水爆禁止2013年世界大会」に、道東勤医協を代表して11名の職員が参加してきました。

友の会や地域の皆さん、職員の皆さん、取引業者さんに至るまで多くの方々のご支援によって行かせていただきましたこと、代表団一同とても感謝しております。本当にありがとうございました。
原水禁
長崎には原爆の残酷な爪痕がいたる所に残っており、原爆による被害は過去のものではなく、今もなお続いているのだということをはっきりと認識しました。
現地では被爆者のお話を伺うことができましたが、原爆投下から68年が経過し、被爆者の高齢化も進み、被爆体験を直接聞く機会も残念ながら少なくなっているのが現状です。私たちは現地を訪れることで当時の痛みに触れることができました。
日本はいま戦争する国へと着実に歩みを進めています。唯一の被爆国として堅持してきた平和が失われようとしています。この国が再び悲劇を繰り返さないために、私たちには何ができるのか。どうすれば戦争の記憶を風化させず、私たちが感じた痛みを語り継いでいくことができるのか。
私たちは医療・介護・福祉に従事しています。我々が行なう医療等の活動は「いのちを守る」ためのものです。戦争とは対極にある活動が我々の使命なのです。私たち一人ひとりが署名などの活動を地道に続けることが、大きなうねりを作り出し、世の中を変える一助になると信じています。そして、日常の中で常に意識し、語り合うことで活動の和を広げていきたいと強く思いました。
最後に、貴重な機会を与えてくださった全ての方に心より感謝申し上げます。

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