研修の様子
釧路協立病院で家庭医療研修を行っている石川晶先生の研修の様子をご紹介します。
各診療単位をクリックするとコメントが表示されます。

緊急外来
曜日と時間帯によって患者層が異なるが、医師1名と看護師1名の体制のため、トリアージ能力、診療の精度が鍛えられる。疾患もまんべんなくみることが出来る。
上部内視鏡研修
診療所で実際に内視鏡をするのか、所見が読めるようになりたいのか、消化器内科の専門医を修得したいのか。その必要度に応じて、指導医と一対一の元、内視鏡の習得ができる。
内科外来
現在、12-13分で1人の患者様を診療している。疾患だけにとらわれず、家族や日常生活での困りごとにも目を向けられる外来である。急性期疾患は救急外来へ振り分けられることが多いが、慢性期疾患を患う患者様に腰を落ち着けて接することが出来る
釧路レジデントデイ
家庭医療を行う上で、振り返りの場は必須である。指導医と共に、自身で診療した外来患者様の振り返りやポートフォリオの発表、家庭医療の学習会等を行っている。
病棟カンファレンス
各病棟で担当患者様の情報共有目的で行われる。医師、看護師、PT、MSW等多職種によるカンファレンスである。職種の垣根なく、患者さんへの熱い想いを胸にみんなでカンファレンスを盛り上げるところが素晴らしい。
外来カンファレンス
外来カンファレンス 家庭医療研修が立ち上がった今年から新しく始まったカンファレンス。外来看護師、訪問看護師、医師、薬剤師、栄養士、事務等が参加し、外来で困難を抱える患者様の検討会をしたり、勉強会をしたり、大変充実した進化を続けるカンファレンスである。
訪問診療
現在、需要が増加傾向にある。病院という土俵に相手を上げるのではなく、「患者様の家という土俵に上がらせて頂く」ので、病院にいるだけでは味わえない診療を体得できる。家庭医療の醍醐味が味わえる。
褥創回診
病院全体を守備範囲として、褥創に苦しむ患者様の治療にあたっている。毎週同じメンバーで回診を行うので、実践して振り返りながら褥創の治療が出来る。