CCLサロンin協立病院開催

12月13日にCCLサロンin釧路協立病院が開催され、管内の医療・介護・福祉機関などで働く90人が参加しました。

CCL【くくる】は、 Cooperate【連携する】・Create【創造する】・Live【人生を楽しむ】の頭文字をとり、 北海道釧路管内を中心として、保健医療福祉の領域で働くさまざまな職種(有志)が、 多職種連携の促進に向かって活動する集まりです。

事例共有では、高齢者住宅で生活され、訪問診療を利用されていた患者さんの事例を共有しました。
ご家族との想いや病状共有の難しさ・葛藤を訪問診療スタッフだけでなく、訪問看護スタッフ、ケアマネジャー、施設職員がチームとなり患者さんとご家族に寄り添い支え合いながらお看取りまでさせて頂いた事例でした。

患者さんご本人とご家族の想いにすれ違いが生じているのではないか?と最初に気づいたのは高齢者住宅のスタッフでした。そこからケアマネジャーや訪問看護スタッフ、訪問診療担当医に繋がり、ご家族と再度現状を共有する事ができました。

患者さん・利用者さんと日常的に関わることが多い高齢者住宅のスタッフが「あれ?」と気づき、それをチームに継げ共有し、ご家族ともしっか共有出来ました。これが出来たのは、日常的な「顔の見える繋がり」が出来ていたからと訪問診療を担当した石川医師は振り返り、まとめで話されていました。

今後も地域の医療・介護・福祉機関の皆さんと「顔のみえるつながり」をしっかり構築し、地域で暮らす皆さんの為に「連携」した医療・介護・福祉を釧路協立病院は実践していきたいと思います。


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