【総合診療としての関わり】

天国に旅立った患者さん。その後、娘さんからお手紙が届いた。総合診療医ならびに協立病院のスタッフが大事にしていることが家族に伝わっていたようで、とても嬉しかった。手紙の紹介をご快諾いただいたので紹介します。

以下は娘さんの手紙です。
お世話になっていた◯◯の娘です。
年齢が年齢だけに、覚悟はしていたものの「最期は本人の望むように静かに迎えられますように」とだけを願っておりました。正直『病院なんてどこでも一緒』と思っていたのですが、協立病院のスタッフの皆様の手厚い看護に『こちらの病院でお世話になり本当に良かった』と心から感謝致しております。
(協立病院入院後に)石川先生とお会いし、丁寧に時間をかけた病状の説明を受け、「キリスト教の信者さんとお見受けしましたが、何かご希望があったら協力します」と言ってくださった時は本当に驚きました。たった一度の訪問で十字架やマリア像をご覧になり、推察された観察力と判断力の鋭さに敬服いたします。そして翌日には、父の床頭台でiPadから流れていた聖歌には母も涙を流しながら感動しておりました。
(中略)私との最後の面会で「皆さん、本当に良くしてくださる。感謝!感謝だ!!」と手を合わせていた父の姿が今でも浮かびます。父の長い人生の最期を石川先生に診て頂けた事、協立病院で最期を迎える事ができた事、心から感謝申し上げます。

娘さん、ありがとうございます。
ご家族を亡くした後、遠方から私達にお手紙を書く時間を作ってくださり、とてもありがたかったです。職員一同、感謝しております。
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