「北海道民医連 第7回学術運動交流集会に参加して」

みなさんこんにちは!薬剤師の畠山です。

10/25-26の二日間、北海道民医連が主催する第7回学術運動交流集会に参加してきました。全道各地から様々な職種の職員が集い、各法人で行っている活動や研究を報告し交流する場です。今回は「いのち・健康を守る社会へ・・・地域包括ケア時代に向けて」をテーマに様々な講演や活動報告がなされました。
学術集団会のようす
1日目はシンポジウムで「地域包括ケアネットワーク構築の架け橋になるために」をテーマに、北海道民医連副会長の鈴木和仁先生がコーディネーターを務め、現在政府が推進している地域包括ケアについて言及され、医療介護の改悪や介護保険の切り下げについてのお話がありました。その後、他法人で働く医師より地域医療の実態についての報告があり、私達には明日から何ができるのかを考えさせられました。
この1日目は、現在北海道薬科大学3年生で当法人の奨学生でもある学生さんも自主的に参加され、私達と共に学びました。終了後、当院畠山・髙橋、はるか薬局田中・岡部と5人で一緒に大学生活や勉学についてお話を聞きながら夕食交流しました。民医連の医療に興味を持ち、意識も高い学生さんなので、将来一緒に働いてくれる日が待ち遠しくなりました。
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2日目は分科会・ポスターセッションで、当院からも13演題を発表。協立病院薬局も1演題(道東ブロック薬剤師後継者対策への取り組みについて~高校生1日薬剤師体験を通じて~)に取り組み、今の道東地域での薬剤師不足についてと地元高校生へ道東ブロックの薬剤師がどのように関わっているかを報告しました。
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分科会終了後は、学習講演で北海道勤医協理事長の堀毛清史先生の「健康権を考える」を拝聴しました。民医連医師の立場から格差社会・貧困・受療権についてお話されていました。民医連の医療は患者さんが病院に来てから行うだけでなく、患者さんの家の雪かきを手伝ったり、大雪の中を職員がスキーを履いて患者宅訪問するなど、地域の人が安心して医療を受けられるように援助してあげるのも重要だとお話されていたのが印象的でした。
今回聞いてきた報告や講演からの学びを意識しながら、日々の業務に取り組んでいきます!

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