看護小規模多機能型居宅介護すこやか 開設しました
念願かなって10月1日 釧路協立病院4階に『看護小規模多機能型居宅介護 すこやか』がオープンしました。
通称『カンタキ(看多機)すこやか』は道東勤医協がかつてより実現させたかった施設です。オープンして2週間がたち利用についての問い合わせが多くなっています。
高齢終末期の独居の方や、高齢夫婦世帯の老々介護、癌終末期の方が安心して自宅で過ごすには従来の制度や介護のマンパワー不足で自宅で過ごすことをあきらめざるをえないことが多くありました。
安心してこの住み慣れた釧路で暮らし続けられる施設として地域の医療機関や居宅介護支援員さんたちからの期待が高まっています。
1人暮らしのすずめさんは(仮称)、開設当日を心待ちにしてくれていたおひとりです。すずめさんはこの先もずっと家で暮らしたいと思っていますが、介護できる家族のかたがいないため1人暮らしをどこまで続けていけるのか不安でした。
自宅では寝て過ごす日々で表情は暗かったのですが、毎日ここへ通うようになり他の利用者さんとちぎり絵やゲーム・体操など行うようになり、笑ってすごすようになりました。夕方になると自宅へ送り、夕食と寝る前の援助のため訪問介護にはいります。来月からはお泊りも予定しています。介護保険限度額内でサービスが受けられることと、何よりも安心して在宅生活を継続することができています。
まだまだ未熟なところはありますが、地域のみなさんの期待に応えられるようスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いいたします。
看護小規模多機能型居宅介護 すこやかの詳しい内容はこちらをご覧ください。
看護小規模多機能型居宅介護 すこやか
管理者 黒川 薫、柏倉真理