地域医療研修報告①

釧路からの報告です。先週一週間は主に地域を知るための活動を行いました。

その結果、道東の魅力を肌で感じ、道東が好きになっております。
最初の2日間は人生初のフマネットをしたり、また道東視察をしてきました。釧路・弟子屈・中標津・標津・別海・阿寒・そしてなんと羅臼まで行ってきました。
釧路は人口約18万人の街で道東の中心部ですが、その他の見て回ってきた地域は人口が少なく、羅臼や標津は人口6千人ほどで、しかも隣町まで車で1時間程かかるような場所です。
一言で道東の地域を表すなら小さい町が散らばっている所です。人口のイメージですが、中央病院のある東苗穂の1〜2条だけで人口5千人です。人口6千人の町は本当に小さいので、その町単独で様々な機能を維持することはきっと大変なことなのだろうと感じました。
ほとんどの町では町立病院をなんとか維持しており、それが町に一つの病院といった感じでしょうか。なので、医者の文句を病院にいうと「来てもらっているんだから、そんなこと言っちゃダメですよ!」と事務方から注意されるらしいです。
地域包括ケアが最近話題ですが、道東にいる間に、このような医療過疎地域での包括ケアはどのような実態なのか調べたいと思います。
それから、楽しみにしていたことの一つである小野寺牧場さんで酪農体験をしてきました。
牧草地帯がとても綺麗で星も綺麗でとても良い3日間を過ごしました。搾りたての牛乳は本当においしかったです。土日祝日も関係なく毎朝早くから乳搾りをされていて本当に大変そうでした。
この一週間は地域を知るという目的で一週間を過ごさせていただき、北海道の大自然と産業を中心として地域の特性を見ることができました。そして北海道を楽しんでおります。
研修医 高橋祥也

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