地域医療研修報告会を開催しました

2013年8月1日(木)に地域医療研修報告会が開催され、会場には医師3名を含み他職種あわせて30名弱の参加がありました。

勤医協中央病院2年目研修医である田中星人医師が、7月1日~8月2日まで道東地域を舞台に①医療に関わる医師以外の仕事内容を知る②地域で医者をやるには何が必要かをテーマに1ヶ月間の地域医療研修をまとめて報告してくれました。
第1週目は道東地域の住民として暮らし、地域住民の視点で地域の状況や労働と疾病の背景を学びました。
第2週目は長年地域医療に奮闘されてきた弟子屈クリニック行木先生のもとで、地域で求められる役割や医療・介護の連携の様子を学びました。
第3週目は道東勤医協桜ヶ岡医院を中心にデイケアや老健施設の役割を学びました。その中で問いかけられた、「疾患と病の違いは?」「共通の理解基盤とは?」等、その答えを自ら調べ考えた中で行き着いた、患者中心の医療と家庭医療の魅力が、田中医師の心に大きく残ったようです。
第4週目は地域包括支援センターを中心に社会福祉士、ケアマネージャー、保健師等の仕事内容や主に介護保険分野のサービスや仕事を学びました。医師として中々学ぶ機会のない分野でもあり大変有意義な研修となりました。
第5週目は協立病院のなかで他職種の様々な仕事内容や連携を学びました。事務の経営面での連携、ソーシャルワーカーの様々な医療資源を用いた連携、病院職員や患者さんの家族も交えたケースカンファレンスで様々な角度で意見交流がされる様子など、色々な仕事内容の概要を掴み共通認識ができることで連携がしやすくなったと報告がされました。
最後に、「患者中心の医療」という真理に辿りつけたこと、それにより家庭医療学に興味が持てたこと、そして何より「釧路を好きになった」と話され、会場からは割れんばかりの拍手でした。将来、この時の経験を糧に、道東地域で活躍される日をお待ちしています。

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