友の会文苑支部で医療懇談会

2012年4月7日(土)麻酔科の藤原幹人医師を講師に「命あずかります」と題する医療懇談会が開かれました。

講演は北海道における麻酔医療の現状、麻酔科の歴史、そして全身麻酔についてという内容ですすめられました。友の会員の参加は10名でした。

講演の冒頭、「麻酔科医がいなくなる」という内容の新聞記事が映しだされ、常勤の麻酔科医が地方からどんどんいなくなり、ついには釧路にもその波が押し寄せていることが紹介されました。

日本の近代麻酔は東京大学に麻酔学講座ができた1952年に始まります。わずか60年しか経っていないことに参加者から驚愕の声があがりました。全身麻酔についての説明が始まると、実際に麻酔を受けたことがある参加者は、真剣な表情で説明を聞いていました。

講演後は、「今まで全身麻酔をしたことはあるけど、眠っているうちにすべてが終わっていて何をされているかわからなかった」「手術中の(自分の)命をこんな風に守っていてくれていたんだ」など、参加者から感想や質問が飛び交い、終始和やかな医療懇談会となりました。

 

医療懇談会のお知らせ

 

【友の会ぬさまい支部医療懇談会】

4月21日(土)14:00~富士見会館 
講師:逸見由紀医師
テーマ:「糖尿病ってどんな病気?

【友の会たんぽぽ支部医療懇談会】

5月19日(土)10:00~駒場会館
講師:藤原幹人医師
テーマ:「命あずかります~手術室 あなたを守る 麻酔科医」


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