医療生協家庭医療学レジデンシー・東京を見学しました
医療生協家庭医療学レジデンシー・東京を見学してきました。
釧路協立病院では、2010年度から医師後期研修において日本家庭医療学会認定の家庭医療プログラムの導入を検討しています。
今回は、医師・看護師・事務3名で訪問し、初日は2年目レジデントのレジデンスデイを見学させて頂きました。
レジデンスデイには7名のレジデントと指導医・フェロー合わせて14名程度で行われておりました。
一人が20-30分程度一ヶ月の研修内容を報告し、指導医がアドバイスをしたり、ホワイトボードを使用して講義をされていました。
この振り返りがポートフォリオの作成を成功させるために大切な時間であり、研修医と指導医の関係や指導医の役割を理解することが出来ました。
翌日からは、東京北区の生協浮間診療所の外来と往診を見学させていただき、藤沼康樹先生とも懇談させて頂きました。
患者さんは、内科はもちろんですが、小児科、皮膚科、創傷処置など日常で発生する病気や怪我などいつでも気軽に見てもらえる「かかりつけ診療所」という身近さを感じました。
生協浮間診療所は在宅にシフトをおいており、午後は、往診・訪問看護など多くの患者さんを地域のなかでサポートしていました。
浮間診療所の藤沼康樹先生と懇談させて頂いた際に、「釧路協立病院には整形外科と外科の医師が6名おり、このような環境での家庭医療プログラムとしては全国でも珍しく、小外科もできる家庭医をめざす医師にとっては魅力的なため、全国に発信できる家庭医プログラムをめざしてほしい」、とのご意見をいただきました。
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