石川晶医師地域保健医療研修⑯

釧路市中部地域包括支援センターで研修を行いました。

これまで地域包括支援センターでは実際に何をやっているか問われると、正確に答えられる知識がなかったかもしれません。
しかし、説明を受け、実際に職員の方が働いている様子を見て、地域包括支援センターの役割を知ることが出来大変勉強になりました。

釧路市中部地域包括支援センターでは、地域の高齢者を見守るために郵便局、まちかど薬局、交番、町内会とも連携をとり、各連携施設からの相談も寄せられるようになっていることなども聞かせていただきました。 

しかし、地域包括支援センターが様々な方面との連携を図っていても、地域での「孤独死」が”ゼロ”にはなっていない現状もあり、さらに医療機関、新聞屋、銭湯、コンビニエンスストアーなどとも連携を図り、高齢者を見守っていく方針を打ち出していました。

職員から具体的な事例なども聞かせていただき、「孤独死」の現状をとても身近に感じましたし、孤独死は、地域住民の関係が薄れている日本を象徴しているのではないかと思いました。
その対策として地域包括支援センターが行っている、地域とのつながりづくりは、地道だがとても良い案だと思いました。

この方法は、子供の非行防止、犯罪防止にも活かせるのではないかと思いますし、隣のひとを知るところから、今の日本はやり直すべきではないかと考えさせられました。


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