医学生実習4日目の様子

実習もいよいよ後半になりました。自分の目指す医師像を実習を通じて模索しています。

  • 手術見学
2名の学生さんが終日、手術見学を行ないました。
前日の術前検討会から参加し、患者情報を教えてもらい、手術見学にのぞみました。
今回見学する手術は早期胃がんの部分切除で、学生たちははじめて見る手術です。
緊張した面持ちで手洗いを行なっていました。
また、臨床の勉強が終わってから手術に入るのもはじめてとのことでした。
手術がはじまると、間近で術野を見せてもらいました。
原先生から動脈の名前や走行の名前を聞かれて、すぐに答えられなかったことを悔しがっていました。
今回の手術に入って、解剖的な知識が不十分だったと気づいたようです。
しっかり復習をして次につなげたいと話していました。
今回の実習で内科・外科どちらもまわり、各科のやりがいを感じることができ、将来の自分の道を決める確かな一歩になったと話してくれました。
・内科病棟見学
内科病棟と内視鏡検査の見学を行ないました。
現在、内科に興味があるそうですが内視鏡検査もみたいという希望で午前に見学をさせてもらい、胃・大腸カメラともに見ることができました。
内科病棟見学では患者さんのI.Cに入ったり、症例について教えてもらったり、勉強になることばかりです。
和田先生からも自身が体験した印象に残る症例を話してもらいました。
レントゲンやCTなどの画像を見ながら丁寧に教えてもらい、真剣な眼差しで和田先生の話を聞いていました。
また、鑑別疾患の緊急度順があるということを知ったのも新しい発見だと話していました。
  • 学習会に参加
16時からは藤井先生が講師をつとめる「トリアージ学習会」に参加をしました。
大学の授業でもトリアージについて学んだとのことですが、復習になったと話していました。
トリアージの視点も医師と看護師側では違いがあることも新たな発見でした。
講義を聞いて、自分が医師になって講師をつとめたとき、どうすればわかりやすく伝えることができるか藤井先生のプレゼンを見て学びました。
人にわかりやすく説明することは難しいが、重要なことだと再認識しました。

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