10月馬場敦志医師の地域医療研修がスタートしました

2013年10月7日(月)~11月2日(土)まで、勤医協中央病院2年目研修医の馬場敦志医師が道東地域を舞台に①釧路における地域医療の特徴を学ぶ②地域医療における他職種との連携をみるをテーマに1ヶ月間の地域医療研修に訪れています。

1週目の研修内容
7(月)…オリエンテーション、友の会「ふまねっと」@大楽毛支部
8(火)…道東地域視診、9(水)~11(金)…牧場体験@厚岸小野寺牧場
ふまねっとふまねっとを行ったのは初めてで、普段使わない筋肉が刺激されて良い運動でした。
道東地域視診 釧路→野付半島→羅臼→風蓮湖→根室市→納沙布岬→厚岸→釧路とドライブしてきました。羅臼から釧路協立病院に通院している患者さんがいます。羅臼から釧路までの移動は3時間弱かかり、交通機関が十分にないので、自動車を運転できなくなったら、どうやって通院するのだろうかと考えさせられました。介助者なしではキツイ現状を思い知らされました。イオンがあり、スーパー+ドラッグストアの組み合わせが多かったです。最低限の生活をするにはとくに支障がなさそうな感じでしたが、自動車がないとやはり厳しそうでした。 
牧場体験@厚岸小野寺牧場 一次産業の代表としての牧場の仕事を体験し、実態について色々とお話を聞いてきました。牛を飼っているので朝と夕の2回の世話は必須であり、なかなか遠出しにくいようです。労働に関する疾病は、牛に挟まれる蹴られることによる外傷が多いようです。牛から伝染する皮膚病や、牧草など粉塵の長期吸入による肺疾患などもあるようです。食のありがたさについて改めて考えさせられましたし、本当に貴重な体験ができて良かったです。

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