皆さんも健康のために牛乳を飲みませんか

生乳が年末年始に供給過剰となり、大量廃棄される可能性が報道されています。

コロナ禍で生乳の業務需要低迷が続き、冬休みで学校給食がないため更に牛乳消費が減っているようです。
釧根管内は、北海道の生乳生産量の35%を占め(北海道は全国生産の約50%)、地域の酪農家の皆さんが牛を一頭一頭大切に育てながら良質な生乳を生産しています。

多くの企業や団体が牛乳や乳製品の消費を応援していますが、釧路協立病院も地域の皆さんに牛乳や乳製品を消費して頂きたいと思い、牛乳と健康についてお知らせしたいと思います。

 

牛乳と健康について~管理栄養士コラム~

牛乳と言えば皆さんは、カルシウムを思い浮かべると思いますが、吸収率がダントツで小魚が約30%に対して40%と優れており、1杯で1日分のカルシウムを補えます。また、タンパク質は体内で合成できない必須アミノ酸が豊富で筋肉の素となりますので、体力維持にも不可欠です。また、ビタミン、ミネラルも豊富でビタミンA,ビタミンB2,B12などが豊富に含まれています。
このように、牛乳には体に必要な栄養が沢山含まれており、子供から高齢者まで最も手軽に摂れる非常に優れた食品です。特に食が細い方や食欲不振の方にはコップ1杯で十分な補助となりますので、栄養的に心配を抱えているご家族には強い味方となるでしょう。
色々な料理にも使えますので、是非、冷蔵庫に常備したい食品です。