苦痛体験
4月から新人がきて、どこのセクションも忙しい時期ですよね。
看護師は、4月に約3週間の研修をしてから病棟にきています。この研修、主任達にとっては結構大変なんです。
研修内容や日程決めにどれほどの時間がかかっているか(涙)。看護技術などの講師も役割分担してやってるので準備も大変。各セクションのスタッフにも御協力していただいて、毎年充実した研修になっています。
その後4月の後半からうちの病棟にやってきた新人看護師2名。それぞれに指導の中心となってくれるプリセプターという看護師がついています。プリセプターは技術的なことだけではなく、精神面でもフォローしてくれるという、新人にとってはとても頼れる存在です。そのおかげで毎日頑張れているようです(つらい日もあるだろうけど・・・)。
先日、卒1研修で「苦痛体験」をしました。その名のとおり、患者さんの身になって苦痛を体験するというものです。2人が選んだ体験はサクション(吸痰)。これは誰が見てもつらいだろうなと思うもの。お互いに患者役になり、苦痛のあまり涙を流し、鼻水を流し、ちょっと鼻血をだしながら体験しました。とってもつらかったようですが、その苦痛を軽減させるためにはどうしたらいいのかな?って考えて、みえてくるものってたくさんあるんです。
新人教育って大変ですが、少しずつ成長していくのをみていると、うれしいものですよね。
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