「高校生一日看護体験」を実施しました

釧路協立病院では3月28日、29日に春の「高校生1日看護体験」を実施しました。今回は市内4つの高校から、2日間で計20名の皆さんが参加してくれました。

朝のオリエンテーションでは「看護師」という資格のことから、仕事の内容、大切にすべきこと、人のために役に立ちたいという思いこそが看護の原点であること、そして、看護師にとって「コミュニケーションをとる」ことがとても重要なのだということを学びました。コミュニケーション力を身に着けるために今やるべきこと、さらには、日常生活の中で少し習慣を変えることが、将来に役立つというお話に熱心に聞き入っていました。
春といってもまだまだ寒いこの時期は、インフルエンザなどの感染症が流行する時期でもあります。体験では実際の患者さんとも触れ合うため、手指衛生についても実技指導を行いました。汚れに見立てた特殊なクリームを両手に塗り、手洗いをした上でブラックライトを当てるのですが、青い光に照らし出された手にはくっきりと汚れが残っていましたね。手洗いの難しさや感染予防の大切さを知るとともに、日頃の手洗い方法を見直す良い機会になったのではないでしょうか。


病棟体験では足浴など、患者さんとも触れ合うことができました。ストレッチャーや車いすに乗ってみて患者さんの目線になる体験もしてもらいました。生徒さんからは「患者さんの気持ちが少し理解できた」「足浴で患者さんからありがとうと言われ嬉しかった」や、「看護師になるという夢を叶えるために今日から受験勉強を頑張ろうと思う」などの感想が寄せられました。

「高校生1日看護体験」は、これまで夏・冬に実施してきましたが、春の開催は今回が初めてでした。春休みということもあり、看護師を志望している方をはじめ、将来の進路を強く意識している生徒さんの参加が多かったように思いました。今回の体験が皆さんの将来にどのように影響するのかとても楽しみです。

参加された高校生の皆さんお疲れ様でした。

今後もいろいろなイベントを企画していきますのでまた来てくださいね!

お待ちしています!!


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