「友の会の役割と存在意義について学ぶ」職員学習会を開催しました

2014年2月26日(水)に「友の会の役割と職員に期待すること」をテーマに、道東勤医協設立当時から私たちの医療活動を支えてくださっている方の一人である、野瀬義昭氏を講師に職員学習会を開催しました。

看護師、薬剤師、放射線技師など幅広い職種から約40名の職員参加がありました。
講演では「今から40年以上前は当時釧根地域が「医療砂漠」と呼ばれたくらい、医療過疎が深刻で、近くに医療機関がなく乳幼児の死亡率も高く、住民が満足に医療が受けられる環境ではなかった。
そんな深刻な中で、地域住民(友の会)をはじめ、民主団体が『この地域に民主的な医療機関をつくろうではないか』との声が集まり、道東勤医協が設立された」などのエピソードをはじめ、野瀬氏自身も道東勤医協設立にあたり、各地域を回り、建設資金集めに奮闘したこと、それをきっかけに友の会支部(班)が誕生したことなど、道東勤医協が多くの地域住民の期待と願いがこめられた「医療機関」であることが語られました。
友の会の魅力づくり
また、職員に対する激励のメッセージも送られ、「職員の皆さんには患者の立場に立った医療や介護を目指してほしい。
日常業務が忙しいとは思うが、患者の生活背景や患者の言葉に耳を傾けることを忘れないでほしい。そのためにどんどん友の会を活用してほしいし、自分自身、道東勤医協の歴史や友の会の魅力など、いつでも話す用意がある。
それが道東勤医協設立から38年間携わってきた私の役割」と語っていただきました。私たち職員は改めて、友の会をはじめ地域住民に期待され、支えられているということについて学ぶことができる学習会となりました。

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